粉ミルクを調乳する時の水は、何を使っても良いのでしょうか?
水道水?ミネラルウォーター?専用の水?
どうやら、何でも良いわけではなさそうです!!
ミルクは赤ちゃんの口に直接入るものなのでしっかり把握しておきたい!と思い、調査しました。
私のような「分からないことばかり!」という、新米ママの役に立つと嬉しいです。
粉ミルク調乳に使用できる水
調査した結果、下記の4種類のお水が、粉ミルク調乳に向いているようです。
- ミネラルウォーター(軟水)
- 水道水
- 純水
- ウォーターサーバー
それぞれメリット・デメリットや注意点があります。
それを把握した上で、実際に粉ミルク調乳に使用する水を選びましょう。
ミネラルウォーター(軟水)
コンビニやスーパー等でよく見かけるミネラルウォーターです。
軟水・硬水とありますが、粉ミルク用には軟水を選ぶ必要があります。
ミネラルウォーター(軟水)を使用する場合のメリット・デメリット
メリット
- 普段から購入しているため、別途購入する必要がない
- 発がん性などの心配がなく、安心・安全
デメリット
- 一度沸騰させて加熱殺菌してから使用する必要がある
- 普段から購入しているとはいえ、使用料は増えるので経済的に負担増
ミネラルウォーター(軟水)を使用する場合の注意点
ミネラルウォーターは、その名の通りミネラルを含みます。
ミネラルウォーターでミルクを溶くと、必要以上にミネラルを摂取して赤ちゃんに負担がかかってしまう可能性があります。
また、カルシウムやミネラルが少ないのは軟水なのて、ミネラルウォーターを使う場合は、軟水かつカルシウムやミネラルが少ないものを選ぶと良いそうです。
硬水を使用していけない理由
硬水は、カルシウムやミネラルを多く含むからです。
粉ミルク用の水を選ぶ上で重要なポイントが、粉ミルクの栄養バランスを壊さない水を選ぶこと。
カルシウムやミネラルを多く含む硬水は、粉ミルク用には向いていません。
キリンビバレッジ「アルカリイオンの水」
私が普段から購入しているミネラルウォーター(軟水)は、こちらです。
キリンから発売されている「アルカリイオンの水」は、赤ちゃんから大人まで安心して飲むことができます。
キリンのWebサイトには、「調乳用に使用できるか」というQ&Aの回答もありました。
「キリン アルカリイオンの水」は乳幼児に飲ませたり、調乳に使っても大丈夫ですか?
「キリン アルカリイオンの水」はそのままの状態で飲み水としても、また赤ちゃんのミルクや離乳食にもお使いいただけます。例えば、熱い材料を水でのばす時に「キリンアルカリイオンの水」をご利用いただくと、安心でお手軽です。
引用元:「キリン アルカリイオンの水」は乳幼児に飲ませたり、調乳に使っても大丈夫ですか?|Q&A|WEB品質保証室|安全・安心への取り組み|キリン
水道水
粉ミルク調乳に使用できる水の中では、一番身近な存在ですね。
基本的に、粉ミルクを販売している各メーカーは、水道水で作ることを前提に作っているようです。
ただ、水道水を使うことによる最大のデメリットがあり、使用上の注意が必要です。
水道水を使用する場合のメリット・デメリット
メリット
- 別途購入する必要がない
- 経済的に負担が少ない
デメリット
- 一度沸騰させて加熱殺菌してから使用する必要がある
- 発がん性物質への不安がある
水道水には、発がん性物質の不安
水道水を使うことによる最大のデメリット。
それは、発がん性物質が含まれる危険があるということ。
水道水には、発がん性が指摘されている「トリハロメタン」という物質が含まれ含まれています。
「トリハロメタン」は、沸騰直後に3〜4倍に増加。除去するには10〜15分沸騰を続ける必要があります。
水道水を使用する場合は、必ず10〜15分沸騰させてから使用したほうが良さそうです。
純水
純水とは、ミネラルをほとんど含まない(もしくは含まない)、純度の高い水のことです。
純水を使用する場合のメリット・デメリット
メリット
- ミネラルをほとんど含まない(もしくは含まない)ので、粉ミルクの栄養バランスを壊すことがない
- 加熱殺菌済みでそのまま使えるものがほとんどなので、一度沸騰させる必要がない
- 発がん性などの心配がなく、安心・安全
- 水道水が使えない場合に純水の使用を推奨しているメーカーもある
デメリット
- 調乳用として、別途購入する必要がある
- 経済的に負担増
調乳用の純水「ピジョン ピュアウォーター」
哺乳瓶などで有名な「ピジョン」からも、調乳用の純水が発売されています。
加熱殺菌済の調乳用純水です。
ミネラルをほとんど含まないので、ミルクのミネラルバランスを崩しません。
赤ちゃんのミルク作りにぴったりです。果汁を薄める時や、離乳食作りにも使えます。
ケースで購入しておくのも良いですね。
ウォーターサーバー
ウォーターサーバーを使用する場合のメリット・デメリット
メリット
- 無菌に近いお水なので、一度沸騰させる必要がない
- 温水機能で調乳に便利
- 定期配送で家まで届けてくれる
デメリット
- ウォーターサーバー自体を清潔に保つ必要がある
- 経済的負担が大きい
【安心・安全な美味しい天然水のウォーターサーバー】プレミアムウォーター
ウォーターサーバーのデメリットとして感じていた清潔さですが、
「プレミアムウォーター」は、加熱クリーンシステム付き!タンク内を熱殺菌するシステムなので、衛生的です。
そして、子育て世代には、お得な料金プランもあるようです!
経済的負担は、他よりも大きいですが、便利さと合わせて考えることが良いと思います。
わが家の選択・購入したもの
- 粉ミルク用の水には、ミネラルウォーター(軟水)を使用
- 使用する時は、一度沸騰させて加熱殺菌する
調査した結果、このような選択になりました。
もともと普段から飲料水としてミネラルウォーター(軟水)を使用しているので、
粉ミルクにも、その水を使用することにしました。
温水機能付きのウォーターサーバーを導入できると楽なんですけどね・・・。
購入したもの
粉ミルク用に購入したものではありませんが、普段から購入しているミネラルウォーター(軟水)はこちらです。
粉ミルク用にも、この「アルカリイオンの水」を使用します。
キリンビバレッジ アルカリイオンの水