新生児の頃から、敏感肌なわが子。
特に顔を掻いて荒れてしまうことが多く、今まで、引っ掻き傷・肌荒れ・湿疹との格闘を続けてきました。
全身に湿疹がでることもあるのですが、とにかく顔まわりが多い!
治ったと思ったら再発…を繰り返し、常に悩まされています。
様々な対策をしてきましたが、効果があったものもあれば、なかったものも…
今回は、そんな顔まわりを中心に、これまでに試した肌荒れ対策とその結果を紹介します。
対策1:ミトンをする
ベビーが顔を掻いてしまう対策を検索すると一番多く出てくるのが、ミトンだと思います。
わが家でも一番最初に試しました。
綿100%やガーゼタイプのもの、など様々なミトンを試しました。
手首部分がゴムになっているものが多く、「それでまた肌荒れしそう」…ということで、紐で結ぶタイプを手作りしたり。
結果
爪での引っ掻き防止には大いに役立ったのですが、引っ掻くこと事態はなくならないので、ミトンの布で肌が擦れ、かえって広範囲になってしまいました。
対策2:おくるみやバスタオルで腕ごとくるむ
ミトンをしても結局は掻いてしまう。
ということで、今度は腕自体の動きを制御!
特に大人が常に見ていられない夜寝ているときの引っ掻きを止めたいので、寝るときはおくるみやバスタオルでぐるぐるくるむことにしました。
くるんだ部分を固定するために、洗濯ばさみも使用しました。
結果
手が動かせないので、これは効果大!
新生児の頃は、むしろくるまれる方が安心して眠れるようで、良かったです。
ですが、半年も過ぎると動きが大きくなり力も強くなります。
くるんで両手が固定された状態で眠るのは窮屈そうで、最終的には力一杯動いてくるみを解除してしまいました。
また、授乳からの寝かしつけが多いので、寝かしつけ後にくるむと起きてしまうことも多々ありました。
こうやって動きを制御していることが長かったので、寝返りが遅くなってしまったのかな、とも思ったりもしています。
寝返りをするようになったら、こうしてくるんで眠るのは危険だと思うので、ご注意を!
また、体温調節にも注意が必要です。くるむことで布団を1枚巻き付けているようなものなので、こまめに体温調節をしました。
また、力が強くなると腕を無理矢理にでも出そうと動くので、ミトンと同じように布で擦ることが増えてしまいました。
対策3:洗濯ばさみて腕を留める
対策2の「おくるみやバスタオルで腕ごとくるむ」が難しくなってきた頃、一時期行っていた対策です。
両手をあげて(Wの形)寝たがったので、その状態で洋服とシーツを洗濯ばさみで留めて固定しました。
結果
結局腕を動かして洗濯ばさみが取れてしまいました。
洗濯ばさみを腕につけたまま手を動かすので、危なかったです。
対策4:爪を肉球化する(爪を切る)
動きが制御できないのであれば、「引っ掻いても、傷ができないようにすればいい!」
ということで、こまめに電動爪やすりでネイルケア。
爪が常にとがっていない状態にしました。
結果
引っ掻き傷自体が減るので、効果がありました!
1日2回ほど毎日行うので大変ですが、それだけの価値はあります。
ネイルケアについては、こちらの記事に詳しく書いています、
引っ掻き傷対策!乳児の柔らかい爪でも安心のベビー用電動爪やすりでネイルケア
対策5:病院(小児科・皮膚科)へ行く
当然ながら、病院で診てもらうのも対策のひとつです。
結果
わが子は、2~3回病院へ行きました。
病院で言われたのは、
「この月齢ならよくあること」
「そのうち治る」
「一応、薬を出しましょうか」
というさっぱりした内容でした。
対策6:ステロイド塗り薬を使用する
病院で処方されたステロイドの塗り薬は、「ロコイド」。
こちらを指示通りに使用しました。
病院からの指示は、
- 1日1回
- 塗り始めたら1週間は続ける
- だらだら続けない
だったと思います。
結果
すぐに顔を擦ったりして取れてしまい、目立った効果はありませんでした。
対策7:ポリベビーを塗る
お腹まわりや太ももに使用していたポリベビーを顔にも使用しました。
口には入らないよう注意しました。
結果
ステロイドの塗り薬と同じように、こちらもすぐに顔を擦ったりして取れてしまい、あまり効果がありませんでした。
ちなみに、お腹まわりや太ももに湿疹ができたときはこれで治りました!
お腹まわりや太ももに湿疹が!乳児の肌荒れにポリベビー。2ヵ月かけて治りました
対策8:清潔さと保湿(白色ワセリンを塗る)
とにかく清潔に!そして保湿!
顔をウエットティッシュ等で拭き、ワセリンを塗る
をこまめに行いました。
ワセリンを塗る時は、大人も手を清潔にするよう注意しました。
また、拭くときや塗る時は、擦らずトントンと叩くように注意しました。
結果
常に保湿をすることで、痒みが軽減するのか、引っ掻く動作が減ったように思います。
即効性はないものの、清潔な状態で外部から保護されるので、ゆっくり傷が癒えていきました。
保湿剤は白色ワセリンのみを使用しているので、500gの大きいものを常備しています。
対策9:常に見守り、掻かせない
見守る側の体力勝負!
という感じになってしまいますが、これが結局一番重要で効果があるかもしれません。
見守って掻かせないだけでなく、あまり不機嫌にならないようにも注意しました。
オムツを替えて欲しい、遊んでほしいのに放っておかれる、など不機嫌になると顔を掻くことが多いので、なるべくそうならないように気を付けました。
(とは言っても、なかなか難しいんですけどね。)
結果
出来る限り引っ掻かせないので、見守っている間は悪化することはありませんでした。
ただ、やはり夜は引っ掻いてしまうし、見守る側が油断するとすぐに引っ掻くので、この方法だけで完治するのは難しいかなと思いました。
まとめ
いろいろとある対策のうち、1つを行えば効果があるというわけではなく、組み合わせて行うことで完治へ繋がるかなと思いました。
- できるだけ掻かせないこと
- 掻いても傷を最小限にすること(ネイルケア)
- 清潔さを保ち、こまめに保湿すること
- あまりに傷が深い場合は薬を塗ること
わが家はこの方法を続けていこうと思います。
中でも保湿に関しては、アトピー対策としても重要なので、特に意識してやっていきたいと思います。