もうすぐ4歳(検診時点)になる長女の発達検診へ行ってきました。
目が合いづらく言葉でのコミュニケーションが取りにくいこと、落ち着きのないことから、3歳半検診で発達検査を勧められた長女。
発達検診の内容・長女の様子・結果、結果にも影響があった幼稚園入園後の変化についてもまとめます。
検診時の長女の様子や担当医からの話はこちらにまとめています。
発達検診予約や事前調査など保健センターからの電話の内容はこちら
発達検査の仮予約。保健センターからの電話編。3歳半検診で発達検査を勧められた長女。
最初に、当日の持ち物アドバイス
まず伝えておきたいのは、
待ち時間を凌げるものを持っていくこと!
予約制だから全体の時間は長いとしても待ち時間はそこまでないだろう、なんて思ったら大間違い!
自治体にもよると思いますが、予想以上に待ち時間が長かった場合、うちの様にかなり苦労します。
タブレットなり図鑑なりおもちゃなり(音が出るものは避けたほうがいいと思います)、何かしら持っていくことをおすすめします。
あとは子供がお腹が空いたときにさっと食べられるものや、オムツの場合はオムツも。(うちは長くなることを想定していなくて、オムツがパンパンになって横モレしました)
機嫌が悪くなると検査自体も思うようにできなくなる可能性もあるので、待つことを前提に行ったほうが良いと思います!
発達検査当日の流れ
当日は、検査会場である市の保健センターへ。
会場内はコロナや時間帯もあって、がらーんとしてました。
発達検査全体としては、
- 身体測定
- 臨床心理士による田中ビネー知能検査
- 医師による診断、カウンセリング(?)
の3つの流れで行われました。
先程も書きましたが、
予約制なので混んではいないけれど、各担当が一人ずつなので、待ち時間の長いこと長いこと。
「発達検査にきてるくらいなんだから、そのあたりを改善してくれー」と思ってしまいました。
長女は待ちくたびれてぐずりながらも、よく頑張ったと思います!
身長・体重などの基本的なった、身体測定
まずは身体測定。
落ち着きがないながらも、体重計や身長計でしっかりと測ることができました。(3歳半検診では苦戦した)
幼稚園でもやったし、少し覚えたのかな。
あとは頭囲や胸囲も測りました。
3歳半検診でやるようなことをもう一度やった感じです。
その後、発達検査前の電話でのヒアリングとほぼ同じ内容を改めて確認されました。
主な質問内容
- バッテンを描けるか
- 幅跳びができるか(ケンケンパでもOK)
- 遊具やおもちゃなど、他の子と遊んでいるときに順番を守れるか
- 数をただ言う(唱える)だけでなく、数を数えることができるか(りんごが3つ等)
- 一人で着替えられるか(ボタンを留められるか)
- 洋服を脱げるか
- 言葉での指示はどの程度伝わるか
- 苗字と名前を言えるか
- スキップができるか
- 原色の色の判別ができるか
- 大小や長短や高低が分かるか
- ブランコで立ちこぎをできるか(やらせないよ…危ないよって言うね)
- 自分で体や顔を洗うことができるか
- じゃんけんの理解をしているか
- 人とごっこ遊びをするか
- 二語文はいつから話したか
- 幼稚園の先生からなにか言われたりしたか
- 折り紙で紙飛行機を折れるか
ここまで終わったら、次の検査まで待ちです。
前の子とのスケジュールの関係なのか、30分以上待ちました。
田中ビネー知能検査
臨床心理士(女性)と対面での検査でした。
有名な検査なので検査内容は省きますが、検査結果を出せるほどの検査ができなかった、といく結果になりました。
興味がないものはやらなかったので、検査にムラがあってはっきりと診断はできない状態でした。
ざっくり、2歳くらいの検査内容だと楽しくできるが、それより先は難しい(興味を示さない)という話はありました。
臨床心理士さんは保育士さんや幼稚園の先生とは違うので、こどもを惹き付けようとはしないんですよね。(人にもよると思います)
だからなおさら興味を持たない。
これも検査の一部なのだとは思いますが、「興味を持てばできるのに」みたいなこともいくつかありました。
検査中、親はどう過ごす?
親は子供の隣りに座って見ている感じです。
うちの子は途中で椅子から降りて違うところに行ってしまったりするので、それを阻止したり連れ戻したり…となかなか大変でした。
最後、臨床心理士さんに逆手バイバイをしたとき、「やっぱり」って呟かれました。
やっぱり、ね。
回答は英語はだめ、日本語のみ。
検査項目の1つに、答えが「飛行機」のものがあったんです。
それを長女が「airplane」と答えたら不正解でした。
ここはなかなかのモヤモヤポイント。
なぜ日本語じゃないとダメなの。
医師による診断、カウンセリング
最後に、医師による診断、カウンセリングがありました。
そこでの長女の様子を見つつ言われたことのメモ書きです。
- 耳から入る情報よりも、目から入る情報が強い(これが発達の凸凹ということになる)
- 人よりも物に興味がある(積み木人がいたら、人は視界にも入れず真っ先に積み木に行く)
- 得意なものと不得意なものの差がある。この差があると、今後の社会生活で支障が出る可能性がある
- 何かを伝えるときは、二語文くらいに区切って伝えると良い
また、いくつか質問もありました。
- 幼稚園では特別に先生が付いていたりするか(加配のことかと)
- 偏食や強いこだわりはあるか
- 癇癪は多いか
長女の場合は、すべて「いいえ」でした。
気になる療育のこと
発達検査を受けるにあたり一番気になっていたのが、療育に通うことについてでした。
療育に月1回〜3か月に1回くらい通うことも勧められましたが、幼稚園で変化も出てきているので半年後に再検査をしてそこで判断することになりました。
これにて発達検査は終了です。
夫と一緒に行ってよかった、発達検査
私は受け身体質なので相手の話を多少の疑問があっても飲み込むだけのことが多いのですが、夫は相手の話を聞いた上で自分の意見をしっかり伝えて
「これこれこういう風に考えているんですけど、その方向性は正しいですか?」
と聞いたりして、相手との差異を確認して自分の中に落とし込んでいる感じがあるので、とても頼もしかったです。
私は目先のことしか考えてなくて「とりあえず長女がぐずってるし話を聞くだけ聞いて終わらせたい」と思ってしまって、ダメなパターン。
様子見。半年後に再検査することに
前にも書きましたが、田中ビネー式知能検査の判定(?)が出なかったこと、幼稚園へ行き始めてから変化が見られることから、半年間様子見となりました。
幼稚園にも報告し、気になったことがあったら報告してもらうことになりました。
半年後にまた検査をして、そこで療育に通うなどがはっきりと決まるのかな。
幼稚園で初めての集団生活が始まり、変化見られることも確か。
ただ言葉の面は驚くほどの大きな変化は見られません。
私としては、この先、小学校や中学校の選び方にも影響してくるものなので、療育へ行って専門的なお話を聞きたいと思っています。
とにかく長女に合う接し方や今後のサポートの仕方を知りたい。
幸い幼稚園の先生方も気にかけてくれているので、情報共有して協力しつつ半年後までやっていきたいと思います。