「授乳中、気持ち悪いしメンタルが低下する」「授乳が苦痛になってきた」
第2子の妊娠中期になった頃から、そんなことを思うようになりました。
2年間続けてきた授乳。
後半からはお昼寝の寝かしつけのときだけ授乳していたとはいえ、2年間完全母乳でやってきたのに、いきなり!?
妊娠によって、身体が上の子を拒否してる!?
と、不快な授乳を続けながらも悩んでいました。(どうしても、授乳じゃないとお昼寝をしなかったので、授乳は継続)
長いこと悩んだ末、第2子の出産が近づいてきたので、「もういいか」とTwitterで打ち明けてみたら、意外にも同じ気持ち・症状を経験した方が複数人。
そして、“授乳に不快感を覚える症状がある”ことも教えていただきました。
授乳中に起こる不快な症状「D-MER」とは?
D-MER:Dysphoric milk ejection reflex(ディーマー・不快性射乳反射)
D-MERとは、赤ちゃんが母乳を飲み始めるときに、不快感や不安感などネガティブな感情が表れる症状をさします。
射乳反射のひとつではないかと考えられているそうで、産後鬱などではないそうです。
どんな感覚?授乳がとにかく痛いし不快!
D-MERの症状には個人差があるようですが、
私の場合は、「不快感・ネガティブ思考になる」ことが多かったです。
2歳児への授乳ということもあり、歯が生えて噛まれながら吸われることも度々。
不快感と共に、そういった痛みを耐えることも苦痛でした。
他にも、吐き気や眠気を感じる人もいるようです。
D-MERを機に断乳する人も
Twitterで呟いたところ、この不快感等の症状が断乳のきっかけだったという方もいました。
私も実際に、授乳をやめたい、早く卒乳してくれないかな、等、授乳の度に考えるようになりました。
断乳するとなるとそれはそれで大変ですが、我慢して不快な授乳を続けていくより、精神的に楽になるかもしれません。
それでも授乳を続けた!私のD-MER対策
私の場合は、「あと少しで第2子出産」というところまで来ていたので、D-MERからの断乳はしませんでした。(入院中に必然的に断乳することになるので)
それでも、なんとか不快感を和らげようと行っていたのは、
授乳中におしゃぶり昆布などを口に含み、気を紛らす
ことでした。
授乳に集中していた意識がそれることが狙いです。
(スマホ操作などで気を紛らすこともできますが、私の場合は痛みでスマホ操作をする気になれない日もありました)
第2子出産後はどうなった?産後の授乳への不快感について
第2子への授乳は問題なし
出産後に第2子への授乳を開始しましたが、特に不快感はありません。
母乳の出も問題なさそうなので、二人目も完母かな?と思えるくらいです。
第1子への授乳は、第2子出産後も不快感が継続する?
産後の入院中に強制的な断乳となったからか、退院後に第1子から授乳を求められることはなくなりました。
そのため、不快感が継続しているかどうかは不明なままです。
おそらくこのまま、上の子は卒乳となるのかなと思っています。
授乳を不快に感じたら、卒乳の検討もおすすめします
私のように不快感を我慢しつつ授乳を続けることも可能ですが、不快感を感じながらの授乳は、なかなかつらい日々ではありました。
子どもは悪くないのに、授乳が苦痛で仕方がなく、子どもに「早く終わりにして!」と思ってしまうこともありました。
授乳の不快感にお悩みの方は、無理をせず、これを機会に卒乳を考えても良いと思います。