出産レポ③です。
強い痛みが始まった、出産レポ①はこちら。
ついに病院へ行った、出産レポ②はこちら。
出産は、予定日の1日後。
40週1日での自然分娩12時間でした。
今回は、いよいよ出産当日のお話です。
2回目の病院で入院へ
0時頃
一度帰って様子を見ることになりましたが、陣痛が4分間隔になったので、再び病院へ。
車を降りる時に、自分が破水していることに気づきました。
破水したら陣痛に関係なく入院なので、そのまま入院することになりました。
夜間入口からは、念のため車椅子に乗って移動しました。
この時、破水したのは想定外で驚きました。
なぜか勝手に、自分は破水しないと思い込んでいたんです(笑)
おしるし用にと生理用ナプキンしか用意していなかったので、車のシートに敷いていたクッションも洋服も濡れてしまいました。
破水は、おりものを水で薄くのばした感じで、多少の粘りもありました。
2時
病院から陣痛認定がおりました。(一定の間隔で痛みが来ないと、病院は陣痛認定をできないそうです)
病院ではかってもらうと、陣痛は5分間隔だそうでした。
2時~13時15分
陣痛認定から13時15分までは、陣痛室での長い闘いでした。
夜中から朝9時頃までは、旦那さんが付き添い。
私は痛くて眠れないけれど、何もないのに眠気を我慢しなくてはいけない旦那さんもつらかったと思います。
朝、実母が来たので、旦那さんは休憩へ。
12時頃からは二人で付き添ってくれました。
背中をさすったり、お尻をテニスボールで押してくれたり。
二人とも、次の日は腕が筋肉痛だったそうです。
終わりが見えない痛みに耐えた数時間
陣痛の痛みはもう思い出せないけれど、辛かった記憶しかないです。
思い出したくないレベルのトラウマになりました。
(しかし、そのうち記憶は薄れていく)
最後の方は、痛くて死にそうになっていました。
いっそのこと気を失いたかったし、無痛分娩の検討をしなかったことを後悔しました。
途中、疲れすぎて一瞬夢を見たり、意識が飛ぶこともありました。
これが、少しは休めていることになるそう。
3~5分間隔の陣痛が続く
しばらく3~5分間隔の陣痛が続き、終わりが見えない状態となりました。
痛みのピークには、「痛いー!」の連続。
もう、それしか言葉が出ず、ベッドの手すりにすがり付いていました。
陣痛中、お尻に押しつけられるテニスボールを押し返すように力を入れると少し楽でしたが、押し返して良いのか分からず我慢していました。
それを助産師さんに聞く余裕はなかったです。
助産師さんを待ちわびる
助産師さんは、1時間に1回くらい様子を見に来る程度。(別室でモニターは見ている)
助産師さんが来ると何かしら進む可能性があるので、「早く来てくれー」と祈りながら扉を眺めて待っていました。
朝食・昼食
力をつけるために、食べるように勧められ、陣痛の合間に朝食を60%くらい食べました。
そこから消耗していき、昼食は食べる気が全く起きず、気力も体力もない状態でした。
少しでも食べたほうが良いと言われたので、おにぎり2口、チョコ1口をなんとか食べました。
対好物のチョコレートですが、この時ほど美味しく食べられない時はなかったです。
とにかく喉が渇くし、口の中が気持ち悪かったので、ゼリー飲料を車に置き忘れてしまったことを後悔しました。
陣痛バッグは別にすべきでした。
そして、旦那さんにも分かりやすくするべきでした。
トイレに行ってもお小水が出ず(というか、やり方が分からなくなるという謎の事態)、管を入れてとってもらうことになりました。
そして、分娩室へ
長かった陣痛室での数時間に耐え、ついに分娩室へ移動します。
続きは「出産レポ④」にて。