乳首に噛みつかれて数回目のこと。
ついに乳頭に傷がつき、「我慢すればなんとかなるけど、やっぱり痛い!」
という状態になり、乳頭保護器を試してみることになりました。
ざっくりとした使い方や使ってみた感想を紹介します。
果たして、哺乳瓶拒否のわが子は吸い付いてくれるのか!?
強靭な乳首かと思っていたら、歯の出現によって簡単に傷つけられる
出産して8ヵ月。
完母(直母)かつ頻回授乳。
それでも特に乳頭が傷つくことはなく、
「私の乳首って強いんだなー」
くらいに思っていました。
しかし、歯が生え始めたら、いとも簡単に傷物にされてしまったのでした。
強がらず、乳頭保護器を試すことに
痛みを堪えながら授乳している私を見て、夫から「搾乳してストローマグで飲ませたらどうか」「乳頭保護器はどうか」とアドバイス。
「ここまで直母でがんばってきたんだから、大丈夫!」
なんて強がりと変なこだわりもありましたが、悪化しては大変なので、とりあえず試してみることになりました。
流血して子どもの口に入っても大変ですしね!
乳頭保護クリームではなく乳頭保護器にした理由
乳頭保護クリームといえば、メデラの「ピュアレーン」。
自然素材100%なので子どもの口に入っても安心なクリームなのですが、それでも「子どもの口に入るのはちょっと…」と考えてしまいました。
それから、クリームだと再び噛まれたら痛いし傷がついてしまう!
ということで、再発防止のためにも乳頭保護器を選びました。
薄さで選んだ、メデラ乳頭保護器(ニップルシールド)
メデラの乳頭保護器(ニップルシールド)Lサイズを購入しました。
メデラといえば、乳頭保護クリームの「ピュアレーン」でも有名ですね。
乳頭保護器2枚にケースつきです。
乳頭保護器はいろいろありますが、メデラの乳頭保護器を選んだ最大のポイントが、「薄さ」です。
違和感なく吸ってもらえるように、なるべく薄いものにしたかったんです。
メデラは、レビューに「薄い」という感想が多かったので、選びました。
本当に、薄いです!
ペラペラしています。
驚きの薄さ!!
サイズはSMLの3サイズ。
乳腺を圧迫してしまうため大きめサイズが良いとレビューがあったので、私はLサイズを選びました。
乳頭保護器の付け方
自己流の装着方法ですが…
ざっくり言うと、空気を抜いて、胸に吸い付けるイメージです。
まず、ウェットティッシュなどで胸を拭いて、湿らせておきます。
次に、乳頭保護器を写真のように裏返るギリギリまで、乳頭部分を押し返します。
そのまま、胸にピタッと張り付けます。
あとは、裏返した部分がもとに戻るよう、乳頭部分を少しずつ引っ張る!
以上!
私の場合は、サイズの問題なのか、乳頭保護器の先端部分に多少隙間ができました。
洗い方(洗浄方法)
私は、使用の度に、水洗いとレンジ煮沸をしました。
レンジ煮沸は、いつストローマグ等を煮沸している、レンジで煮沸しょうどくができる楽々アイテムです。
結果
失敗しました。
数回試して、すべて失敗。
よく考えてみると、哺乳瓶がダメなのに乳頭保護器はOKって、稀ですよね。
初めて試したとき、2~3回口に含んではくれたのですが、「なんじゃこりゃ」という表情。
吸い付くことはありませんでした。
乳頭保護器の乳首部分に母乳をためて誘ってみてもダメ。
最終的には、おもちゃのように手で遊ばれて終わりました。
乳頭保護器を取ってもしばらく吸ってくれなかったので、「直母まで拒否!?」と焦りました。
とはいえ、まだ2~3回失敗しただけなので、繰り返し試して慣れてくれることを願います!
感想・まとめ
失敗を予想してはいましたが、本当に失敗するとは…残念です。
哺乳瓶拒否だけど乳頭保護器はOK!なんていう特殊なことは、わが子には起こりませんでした。
わたしは失敗に終わりましたが(まだ挑戦はします!)、メデラの乳頭保護器自体は良いものだと思います。
向いている人と向いていない人がいる、というだけ。
私のように、子どもが哺乳瓶拒否で長いこときてしまった場合は、乳頭保護器も拒否される可能性が非常に高いです。
逆に、哺乳瓶で飲める子であれば、乳頭保護器も比較的抵抗が少ないのではないかと思います。
こういうものは、買って試してみないと分からないところが難しいですね。
乳頭保護器はどれも失敗する確率が高いので、他の乳頭保護器を試すことはないと思います。
あまりに傷が治りが遅ければ、乳頭保護クリーム「ピュアレーン」を買うことになりそうです。
その場合は、再び噛まれても我慢するしかない…。